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場面ごとの便箋・封筒の選び方

封筒の種類と選び方

ハガキと比べて、封筒は非常に多くの種類が販売されています。
封筒には「定形郵便物」と「定形外郵便物」とがありますが、一般的に書面のみを送付するときには定形郵便物として、決められたサイズの封筒を用いて郵便を出します。

ちなみに定形郵便物および定形外郵便物はいずれも重量制となっており、封筒内に重量のある品物を入れた場合にはその分切手で料金を追加することになります。

文房具店などに行くと封筒は数多くの種類が販売されており、価格は素材も幅広くあります。
封筒の一般的な形状としては「長形」「角型」「和封筒」「洋型」「定形」「定形外」の6種類です。

形や重さについてはかなり厳しく規定のある封筒ですが、色についてはかなり自由で、特にどうでなければいけないという事はありません。

一般的に販売されている封筒には、「茶封筒」と「白封筒」がありますが、企業用として使用されるものは黄色やピンクなど数多くの種類があります。

企業用として作られる封筒の場合、印刷会社や広告会社がデザインを請け負い、企業イメージにあったものを提案します。
最初から会社のロゴやマークを入れておくことで届いた人に安心感を与えますので、ビジネスで封書を使用するときには必ず会社用のものを使用するようにしましょう。

ちなみに就職活動など個人が企業に発送する封筒は、白封筒が用いられるのが一般的ですが、茶封筒を使ったからといってただちに不利になるということはありません。

しっかりと宛て名を記載しており、必要な内容の書類が揃っていれば、あまり封筒の素材や色にこだわる必要はありません。

罫線が入っていても問題はありません

一般的に慶事や弔事のようなフォーマルな場面で使用される便箋は、白無地のものを用いることになっています。
ただし、白無地といってもコピー用紙のようなものをそのまま使用するのは望ましくなく、きちんと便箋として販売されているものを使用しましょう。

就職活動や企業として出す手紙では、お礼状やお詫び状のように気持ちを示すことが大切な場面においては、手書きにするのが望ましいです。

このとき慶弔で使用される白無地のものではやや改まりすぎな印象となるので、縦書きの罫線が入っているものを選ぶのがよいでしょう。

便箋にプリントがされているものもありますが、そうしたものは場面を考えて選ぶようにしましょう。
例えばお悔やみや御見舞といった内容の手紙では落ちついたものがよいですが、結婚や出産といったようなお祝い事ならばピンク色や黄色など明るい色のものが適しています。

紙質にこだわって出すのもよい方法ですが、一般的に便箋として販売されているものを使用すれば、特に礼儀的に問題になることはありません。

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