効果的なプレゼンテーションを行うための資格
「プレゼンテーション作成検定」は、日本情報処理検定協会が主催するプレゼンテーションソフトの使い方を学習するための資格です。
日本情報処理検定協会は文部科学省が後援をする資格試験を多数主催しており、取得をすることですぐに役立つ便利な技能資格となっています。
プレゼンテーションは企業の規模に関わらず多くの場面で行われるビジネスの基本的手法で、どういった画面づくりをするかによって成否は大きく変わってくるものです。
Microsoft OfficeではPowerPointというプレゼン用ソフトが付属しており、主にこちらのソフトが使用されています。
Macではkeynoteというソフトが最初から付属していますが、どちらも基本機能は同じです。
プレゼン資料を作る時には、伝えたいことをより的確に伝えるためのレイアウトやフォント配置が必要になってきます。
「プレゼン作成検定」ではまずプレゼンソフトはどういうものかということを学習し、操作方法を一通りマスターします。
最終的には一つのプレゼン資料を作り上げるということが課題となりますので、それまで全くプレゼンソフトに触ったことがなかったという人も段階的に習得が可能です。
1~4級までの4段階
「プレゼンテーション作成検定」は、1~4級まで自分の習熟度に併せて受験する試験を選ぶことができます。
いずれも実際に画面上で操作をすることによって採点をされる事となっており、限定方式により合否が決定します。
4級は20分、1~3級は30分の試験時間となっており、短い時間内に作業を終了するためにはあらかじめ基本的な操作方法をマスターしていなければいけません。
もっともやさしい4級試験では、文字や記号を入力したり、フォントの大きさをを変えたり装飾・配置をしたりするといった、ごく基本的な試験内容です。
一方最も難易度の高い1級では、あらかじめ用意されているプレゼンテーションのストーリーに沿った資料作成をしていきます。
具体的にはテキストファイル(CSV)を読み込んでグラフを作成したり、外部にリンクを作成したりといったものです。
プレゼンテーション用のテンプレートはフリーでダウンロードできるものが多くありますが、どのページにどういった内容を掲載するかの手順はケースバイケースで、100%の正解はありません。
そこでこの「プレゼンテーション作成検定」では、ある内容のプレゼンを行う時にはどういう順番でページを掲載していくかという例を示してくれます。
これから営業や営業アシスタントとして就職をするという人にとっては、ワンランク上の業務をするために取得したい資格です。